1.開催日時  令和3927日(月曜) 午前11時より

2.開催場所  北陸放送 4階役員会議室

3.委員の出欠 委員総数 9

  出席委員  7

        福森 義宏 委員長  植村まゆみ 副委員長

        小田與之彦 委員   西尾 眞友 委員  

        大場 吉美 委員   堀  直子 委員    

        高橋 涼子 委員

         

放送事業者側出席

        代表取締役社長         吉藤 徹

        常務取締役           島田喜広(編成担当)

        取締役報道制作局長       大家陽一(報道制作担当)

        ラジオ開発部          宮下 潤(ディレクター)

        番組審議会事務局長       沢田秀樹

 

4.議題

・ラジオ・テレビ 令和310月番組編成について

・ラジオ番組批評

・民間放送70周年記念全国大会リモート参加のご案内

・ラジオ番組批評

MROラジオ『音楽を見る喫茶店~もっきりや50周年~』

放送日時 令和3年5月29日(土) 午後9:00~午後9:55

 

<各委員からの主な意見のまとめ>

■ナレーションや効果音が大変良かった。店内やステージの様子だけでなく、文化都市金沢の街の情景が見えるようだった。

 

■インタビューが巧みで、マスターの等身大の姿やアーティストや当時の学生たちの人間性などが上手く引き出されており、タイトル通り「音楽を見る」ことが出来た。

 

■当時と青春時代を同じくした世代はいわゆる「団塊の世代」で、いまでは高齢者に位置付けされるが、この世代の好奇心の旺盛さはいまでも大きなマーケットであり、その興味を掘り起こしたという点で、放送コンテンツがもつ可能性を感じた。

 

■この番組は聴いた世代や音楽への興味の度合いで受け取り方が違っていたと思う。同世代を生きてきたリスナーの共感は得られただろうが、若い世代は登場したアーティストのプロフィール説明が欲しいだろうし、Jazzへの造詣が少ないリスナーにとっては、話よりはもう少しメジャーな楽曲を聴きたいと思っただろう。

 

■構成・演出・インタビューなど非常に秀逸な作品であり、世代による受け取り方の違いも必然だが、過去を振り返るだけでなく“現在(いま)”のアプローチからの描写も加えて欲しい。放送は“現在(いま)”を伝えるメディアであり、そうすることである程度の世代間ギャプは埋められる。常に“現在(いま)からの視点を持ち、今後も地域の文化を支えるものを取上げていって欲しい。

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