令和6年(2024年)能登半島地震に関する情報

北陸放送番組審議会

バックナンバーはこちら

第601回 令和6年7月22日(月)開催

2024年7月22日 12:00
カテゴリ:2024(令和6年)

1.開催日時  令和6年7月24日(水曜) 午前11時より


2.開催場所  北陸放送 4階役員会議室

3.委員の出欠 委員総数 7名


【出席委員】  3名
森本 章治 委員長  西尾 眞友 委員
北原 洋子 委員

 

【放送事業者側出席】
代表取締役社長         島田喜広
常務取締役           新名宏次(営業・編成担当)
常務取締役報          森田奈々(報道・制作担当)
テレビ制作部          上野幸太郎(番組制作担当)
番組審議会事務局長       杉原守人

 

4.議題
・北陸放送 新役員挨拶
・ラジオ・テレビ 令和6年8月の主な番組放送予定
・テレビ番組批評
MROドキュメンタリーシリーズ「メッセージ」
エール ~私たちの能登半島地震~
令和6年7月3日(水)午後8:00~午後9:00 北陸放送 テレビ制作部

 

<各委員からの主な意見のまとめ>

■全体として被災者に寄り添った作りであると感じた。被災者の本音を引き出していてこれまでの記者のアプローチが良かったからだと推察する。場面転換が多いので日付や場所のテロップにもっと配慮してほしかった。

 

■前回の批評番組の終わり方は希望を持ちにくい暗いものだったが今回は明るさが見えて良かった。被災した方々に向き合ったTOKIO国分太一さん。それぞれの葛藤や想いが伝わり、胸が苦しくなると同時に、自分ももっともっと被災地のこと、被災者のことを、しっかり考え、自分にできることをしなければと、あらためて考えさせてくれる良い番組でした。

 

■構成が端的にまとめられていて良い。取材する側の葛藤なども取り上げ半年間の熱い想いが出ている稀な作りだったと思うが評価できる。

 

■自衛隊、消防、警察、それらの方々の被災者への救助の姿勢は、一般的には深く理解されていない気がします。ひとつひとつの状況が彼らを眠れなくするとも言われています。 そのようなレスキューの人々をもっと取り上げ讃美しても良いのではないでしょうか。

 

■遅すぎる復旧を見るにつけ、報道の声は届いているのだろうか、もっと声を上げてもらいたいという気持ちにもなりました。、時間が経過し、震災の記憶が薄れる中で、大切な時期にボランティアなどに訴えかけることも必要な気がしました。

 

■この番組に背中を押される被災者がおられる一方で、そうではない人もいるかもしれません。「こうあってほしい被災者の姿」だけに焦点が絞られていくことを踏みとどまる言葉が、どこかにあってほしいと思いました。