1.開催日時  令和5年10月18日(水曜) 午前11時より

2.開催場所  北陸放送 4階役員会議室

3.委員の出欠 委員総数 9名

【出席委員】  7名
 森本 章治 委員長  植村まゆみ 副委員長
 西尾 眞友 委員   大場 吉美 委員
 堀  直子 委員   高橋 涼子 委員
 北原 洋子 委員

 

【放送事業者側出席】
 代表取締役社長         吉藤 徹
 常務取締役           島田喜広(編成担当)
 取締役報道制作局長       大家陽一(報道制作担当)
 テレビ制作部          坂爪陽介(番組プロデューサー)
 番組審議会事務局長       沢田秀樹

 

4.議題
・「民放連 放送基準」2024年改正についての説明
・番組種別報告(2023年度上期結果と同10月期種別予定)
・ラジオ・テレビ令和5年10月末・11月の主な番組放送予定
・テレビ番組批評
 MROテレビ ダイドーグループ日本のまつり『暴炎の祭り』
 令和5年8月13日(日) 午後4:00~午後4:55 北陸放送 テレビ制作部
・次回番組審議会および「第71回民間放送全国大会配信」のご案内

※番組種別報告(2023年度上期結果と同10期種別予定)は承認されました。

 

<各委員からの主な意見のまとめ>
■「あばれ祭り」の概要は大筋として分かってはいたが、今回あらためてこの祭りの「決まり」を知ることができた。祭りの由来や掛け声「チョ―サ」の意味、ケガをさせないよう神輿の壊し方にルールがあること、紫と黄色の襷の意味合いなど、これまで守ってきたルールがあるからこそあれだけの大暴れができることが理解できた。

■映像が非常に素晴らしかった。荒々しく神輿を壊すシーンはもちろん、担ぎ手が火の粉かぶるシーンなどはリアリティがあった。川に入ったシーンは、担ぎ手と同じ視線で撮れていて、カメラワークの工夫が感じられた。

■今回の番組を見ていると、今後注視すべき着眼点があることに気づかされる。「あばれ祭り」は番組主人公が神輿を担ぎたくても1年待たされたのに対し、担ぎ手不足から大学生や観光客などに担ぎ手をお願いする祭りは多い。違いは何なのか。

■日本の祭りシリーズでは、ルールを変えないから継続している祭り、ルールを変えたからいまに繋がった祭り、そのどちらも紹介されてきた。祭りを、「神事」に「人」が寄り添って出来上がるものとするならば、例えば地域の住人規模と祭りの大きさの関連性など、今後検証すべきテーマがあるように思う。

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