1.開催日時  令和5年9月25日(月曜) 午前11時より

2.開催場所  北陸放送 4階役員会議室

3.委員の出欠 委員総数 9名

【出席委員】  7名
 森本 章治  委員長  植村まゆみ 副委員長
 大樋長左衛門 委員   西尾 眞友 委員
 堀  直子  委員   高橋 涼子 委員
 北原 洋子  委員

 

【放送事業者側出席】
 代表取締役社長         吉藤 徹
 常務取締役           島田喜広(編成担当)
 取締役報道制作局長       大家陽一(報道制作担当)
 テレビ制作部          坂爪陽介(番組プロデューサー)
 番組審議会事務局長       沢田秀樹

 

4.議題
・ラジオ・テレビ 令和5年5年10月の番組放送予定
・テレビ番組批評
 MROドキュメンタリーシリーズ『メッセージ』
 第1回放送分「金沢をデザインした男~山出保という生き方~」
 令和5年7月19日(水)午後8:00~午後9:00 北陸放送 テレビ制作部

 

<各委員からの主な意見のまとめ>
■「ドキュメンタリー」と呼ぶに相応しい秀逸な作品だった。山出さんの周囲を巻き込んで事を成し遂げていく姿が見事に描かれていた。番組そのものも多くの視聴者を巻き込み、たくさんの感銘を与えたに違いない。

■強い「地元愛」が感じられた。金沢がいまも「勝ち組」であり注目されている理由が良く理解できた。他の自治体にも参考にして欲しい事がたくさんあった。

■物事は「俯瞰的にかつ長い時間軸で見ていく」ことの大切さを教えていた。「伝統は革新の積み重ね」という言葉を、具体的な施策で形にし、それをメッセージとして残していることが素晴らしい。

■人を巻きみ事を成す力の源は、肩書などの権威や権力などではなく、その人の「人柄と熱意」であることも教えていた。次世代への「教育」メッセージがそこにあった。

■番組タイトルにこれほど相応しい人選はなく、ゆえに次回以降の作品がどういう人物を取上げるのか、期待が大きい反面不安も正直ある。

■作品として完成度は申し分ないが、あえて指摘するとすれば、多くを巻き込んできた山出さんだからこそ、ここには登場していない人物もいたと思うし、本作品でも十分なのは承知で、無いものねだり的に言わせて貰えば、山出さんの「思考の原点」がさらに分かるようなエピーソードがあれば盛り込んでもらいたい。

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