三丁目の良子さん

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「ジャングル・ブック」

いやぁ面白かった! 

冒険小説の名作をディズニーが実写映画化した本作は、ジャングルを駆け抜ける爽快感やハラハラどきどきのスリル、心にジーンとしみる愛もあり、思わず一緒に歌いだしたくなる楽しさや笑いもたっぷりと、大人も子供も楽しめる映画でした。

 

ジャングルで動物に育てられた人間の子・・・という設定は「ターザン」と同じですが、あちらは類人猿に育てられた青年が主人公なのに対し、こちらはオオカミの一族に育てられた少年が主人公で、やや子ども向きです。 

 

ディズニーならではの映像の美しさは言うに及ばず、大きな瞳が愛らしいニール・セディのモーグリ少年をはじめ、愛情深いオオカミ家族や後見人の黒ヒョウ、蜂蜜が大好きな熊さん、猿の王様や悪役の寅など等、それぞれのキャラクターがしっかりと描かれている上に、声を演じる吹き替え俳優たちが素晴らしく、さらに魅力が上乗せされています。

 

松本幸四郎さんの声の良さに聞きほれ、西田敏行さんの歌声には思わず笑顔がこぼれます。その上、躍動感あふれる音楽もいいですね~。 

 

原作とは少し違ったラストになっていますが、厳しいジャングルで共に生き抜く動物たちの知恵やしきたりに感動し、それぞれが個性を生かして助けあう姿に、人間社会もこんなふうに出来ないものか・・・と考えさせられます。エンドロール時の映像と歌も楽しいので、どうぞお見逃しなく。 

 

◎日曜かんたんブランチ

お酒のつまみにもなる「アボガドとタコのサラダ」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

高峰秀子さんのS24年の映画主題歌「銀座カンカン娘」をお届けしました。

 

 

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