三丁目の良子さん

2024年3月31日放送分

桂木良子の映画感想
「マイホームヒーロー」

原作の連載漫画も未読、テレビドラマも未鑑賞でしたが、暴力シーンの残虐さに震えつつ(PG12)も、全体にテンポ良く楽しめました。

愛する娘・零花に暴力を振るう反グレの彼氏を殺し、山中に埋めたサラリーマンの鳥栖。7年後、土砂崩れで死体は発見され、皮肉にも刑事となった零花は捜査に加わることになる。一方、犯罪組織のボス・志野は、死体と共に消えた10億円の行方を追って、鳥栖に狙いを定める・・・

玩具会社に勤める普通のサラリーマンの鳥栖が、家族への愛と誠実さだけを武器に犯罪組織に立ち向かう。残虐な殺し屋との対決に向かうときにもスーツにネクタイ姿で家族への愛を語り、かつて罪を着せた若者にも「申し訳なかった!」と土下座して詫びる誠実さが彼を救うことになる。

サラリーマンが独りで極悪犯罪集団に立ち向かうなんて、ちょっと漫画的とも思うが、佐々木蔵之介は“サラリーマンだってやるときゃやるんだ!”という気迫を見せ、妻・歌仙役の木村多江さんも“おっとりした妻だってやるときゃやるのよ”と証明してくれる。

人数ばっかり多くて役に立たない警察の中で、骨のある刑事を演じた立川談春は存在感があり、齋藤飛鳥、高橋恭平、宮世琉弥らの若い世代も良かった。いかれた大東駿介や津田健次郎の残虐ぶりは超怖いです!

 

日曜かんたんブランチ
滋賀県名物?のサラダパンを作ってみました。 「たくあんマヨ」をご紹介しました。

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