1.開催日時  令和5年6月21日(水曜) 午前11時より

2.開催場所  北陸放送 4階役員会議室

3.委員の出欠 委員総数 9名

【出席委員】  6名
 森本 章治 委員長  植村まゆみ 副委員長
 西尾 眞友 委員   大場 吉美 委員
 堀  直子 委員   北原 洋子 委員

 

【放送事業者側出席】
 代表取締役社長         吉藤 徹
 常務取締役           島田喜広(編成担当)
 取締役報道制作局長       大家陽一(報道制作担当)
 報道部             園 浩敬(記者・番組制作担当)
 番組審議会事務局長       沢田秀樹

 

4.議題
・第31回JNN中部ブロック番組審議会委員長会議
 意見集約のお願い
・ラジオ・テレビ 令和5年5年7月の番組放送予定
・テレビ番組批評
 報道特別番組 『ライフ・イズ・ソウイング~ミシン少女の不器用な青春~』
 令和5年5月21日(日)午後2:00~午後3:00 北陸放送 報道部

<各委員からの主な意見のまとめ>
■少女やそのご家族と番組スタッフとの信頼関係の上に成立している番組だった。カメラワーク・編集・ナレーションと演出面でも素晴らしい秀逸なドキュメンタリー作品だった。ターゲットが上手く発掘されていて、登場する人々が学びながら寄り添っていく姿がよく捉えられていた。

■キャッチが良かった。「ミシンの腕はプロ、でも文字が上手く書けない」「この音(ミシンの音)に何度も助けられた」「ミシンが彼女のアイデンティティ」など、それを音声で表現した梶裕貴さんのナレーションも素晴らしかった。

■少女にとってミシンがどういう存在かを説明するシーンで、図解的なテロップを使用していたが、ここは本作品の主張部分でもあるので、生のメッセージで語らせるか、梶さんのナレーションでフォローした方が良かった。

■「不器用な」だけれど中学生にしてアイデンティティを確立した少女の今後を見てみたいし、少女が成長しデザイナーとなって手掛けた洋服も着てみたい。

■社会に生かされている我々が学ぶべきことが多いと感じる作品で、同じ環境に悩まされている人々にも勇気をもたらすだろう。メディアの影響力を再認識させられた。さらに掘り下げ、障害や教育に関する価値観を変えていこうとする社会的潮流についても伝えて欲しい。

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