1.開催日時  令和4年12月19日(月曜) 午前11時より

2.開催場所  北陸放送 4階役員会議室

3.委員の出欠 委員総数 8名

【出席委員】  7名
 福森 義宏 委員長  大樋長左衛門 委員
 西尾 眞友 委員   大場 吉美 委員
 堀  直子 委員   み  ゆ 委員
 高橋 涼子 委員

 

【放送事業者側出席】
 代表取締役社長         吉藤 徹
 常務取締役           島田喜広(編成担当)
 取締役報道制作局長       大家陽一(報道制作担当)
 テレビ制作部          亀山貴洋(ディレクター)
 番組審議会事務局長       沢田秀樹

4.議題
・第31回(令和4年)番組審議会賞投票のお願い
・ラジオ・テレビ 2022~2023年末年始と令和5年1月の番組放送予定
・テレビ番組批評
 テレビ番組 ダイドーグループ日本の祭り『力の灯火~唐戸山神事相撲~』
 令和4年10月29日(土)午後4:00~午後4:55 北陸放送 テレビ制作部

 

<各委員からの主な意見のまとめ>
■「唐戸山相撲」の二千年の歴史とその由来が分かっただけでなく、なぜ石川県が「相撲王国」と呼ばれるのか、なぜ大相撲で能登出身の力士が多いのか、今回の番組でその文化的土壌についても理解出来た。

 

■「神事相撲」への理解が深まると同時に、石碑がある小さな港町はどこなのか、習わしとはいえ大関相撲が同体引き分けになる理由、そもそもどういう資格で大関候補が決まるのかなど、テーマへの興味から疑問も生じる作品でもあった。

 

■火に始まり火で終わる構成・明と暗を意識した映像・落ち着いたナレーション、また対象的な二人の大関候補の心情・家族の想い・相撲の礼儀・地域の絆、本作品は映像表現だけでなく演出面においても秀逸だった。

 

■特に「歴史を繋いだ」二人の大関の安堵の表情が印象的で、この神事がこれから先もずっと続いていくことを予感させるエンディングだった。

 

■「神事相撲」という一般的には馴染みづらいテーマだったが、人気力士の炎鵬を登場させることで、女性や子どもにも見て貰いたいという工夫もあった。

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