「かなざわ美人稽古」はじめての香道お稽古日誌
2017年10月18日 16:44
カテゴリ:日誌
「かなざわ美人稽古」
第11回 はじめての香道
10月14日(土) 松風閣 で開催されました。
今回は公益財団法人お香の会の全面協力ということで、奈良の薬師寺前事務長三井正昭さんを始め、東京から宗家直門の講師陣がお越し下さり、大変贅沢なお稽古となりました。
弊社所有、金沢市重要文化財の松風閣も滅多に入れませんしね!
※メイン講師の植松伶子先生は、急病の為来られなくなってしまいました。大変残念でしたが、宮崎県から数々の立派な調度品を送って下さいました。(後半に写真掲載)
香道は御家流(公家)と志野流(武家)の2つの流派があるのですが、金沢は加賀前田藩の名残で志野流が主流です。御家流をされている方は北陸に1人しかいらっしゃらないので、御家流のお香の会は金沢で30年振りに開催されたことになります!
この貴重な機会を1席だけではもったいないということで、午前中はご招待客のみのお席を開催させて頂きました。
私の知人、御家流をされている金沢在住の室和枝先生の知人のみで30名も集まって下さり、午前中も盛会となりましたこと御礼申し上げます。
私は事前に作法を習ったので、僭越ながら正客を務めさせて頂きましたが、お隣りには白山比め神社の村山宮司や錚々たる顔触れが続き、とても恐縮しました。
14日はイベントが重なり、選挙も決まり、参加できなくなった方も多かったのですが、皆様お忙しい中本当にありがとうございました!!
前置きが長くなってすみません。
「かなざわ美人稽古」の方は、全員一般女性なのでまた違った雰囲気でした。
まず香道の歴史や、香席のマナー、お道具の説明などがあり、早速組香に挑戦してもらいました。
今回は「源氏香」という源氏物語にちなんだお香の聞き当てゲームです。
香元(室和枝)さんがお点前をして、正客から順に香を聞きます(香りを嗅ぐ)。
香を聞く時は、手の中に香りを貯めて、3回深く吸い込みます。
天然の香木の香りがとっても香しく癒されました。
5個の香炉を順番に回し、どんな香りか、イメージや特徴をメモしていきます。
同じ香りのものがあればそれもメモ。
5香目を聞き終わったら、手記録紙に筆で答えを書きます。
硯で墨を磨るだけでも、気持ちが落ち着きますね!
最後に、執筆さんが全員の答えを記録して、最高得点者に記録が贈られます。
なんと、全問正解者が4名いらっしゃいました!
(午前の部は1名だけでした)
さすがかなざわ美人、素晴らしい感性ですね!!!
これをきっかけにして、お香にも興味を持って下されば有難いです。
植松伶子先生が、宮崎県から引っ越し便で送って下さった素晴らしい調度品の数々・・・
こちらは伊勢神宮の五色の幣だそうです!
島津藩(鹿児島県)のお姫様たちが遊んだお香道具だそうです。
今回も箔一さんのあぶらとり紙セットに、香袋、源氏物語のポストカードのお土産付きでした!
次回は11月18日(土) 鶴賀雄子先生の風呂敷の包み方と贈答礼儀作法のお稽古です。
皆様のご応募お待ちしております!
※今回高倍率でしたが、無断キャンセルが4名もいらっしゃったのが大変遺憾です。
かなざわ美人を目指す方は、当日キャンセルでもお電話下さいますようよろしくお願いいたします。
10月15日の北國新聞記事↓
(公財)お香の会の皆様、ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました!!
SoNoKo
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