三丁目の良子さん

2024年2月4日放送分

桂木良子の映画感想
「カラオケ行こ!」

どうしても歌がうまくなりたいヤクザと、変声期に悩む合唱部部長の男子中学生との交流を描いた人気コミックの実写映画化。

主演の綾野剛さんの脚が長い! 声が良い!ほぼ綾野剛さんを見るための映画と言っても良いが、オーディションで選ばれたという中学男子・聡実役の斉藤潤くんもなかなかでした。

ヤクザの狂児が『歌が上手くなりたい』という理由が切実。歌好きな組長が誕生日に毎年行う全員参加のカラオケ大会で、一番下手と言われた者は組長から入れ墨を彫られる。素人技術なので痛みがひどい上に、絵心ゼロの組長の入れ墨はキティちゃんが化け猫に見えるほど最悪で、最下位だけはなんとしても避けたい!と言うわけ。

嫌々ながらも指導を重ねるうちに心を通わせる二人だが、組員全員の歌に対する聡実のコメントに大爆笑。歌が下手という設定の綾野剛さんはなかなかの美声で、下手になりきれてないのが微妙ですが、聡実が歌う「紅」は、まさに変声期真っ最中らしいリアルさがありました。

歌が下手なことよりも、理不尽極まりない組長の命令を拒否できない反社会組織の方が問題ですよね。

 

日曜かんたんブランチ
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