三丁目の良子さん

2024年1月14日放送分

桂木良子の映画感想
「エクスペンダブルズ ニューブラッド」

自らを「消耗品」と名乗る傭兵軍団「エクスペンダブルズ」シリーズの第4作。男性による男性のための映画でした。

ストーリーは単純明快で、『核弾頭を積んだアメリカ船籍の船をロシア近くで爆発させて、第3次世界大戦を勃発させて大儲けしよう』と企む悪人から、起爆スイッチを奪取せよ!というCIAの依頼を受け、バーニー(シルベスタ・スタローン)やクリスマス(ジェイソン・ステイサム)は、個性的な仲間たちと共に中東らしき国に乗り込む。

前半は下品な下ネタジョーク満載のだらだらとした展開で、こりゃぁハズレだわ・・・とテンションが下がるが、尻上がりに面白くなってくる。砂漠地帯での空中戦にバイク戦、続く海上では巨大な貨物船内での休む間もない戦闘シーンと盛り上がり、最後は敵に内通していた裏切り者探しのおまけもあります。

色っぽ過ぎる美女(ミーガン・フォックス)がエクスペンダブルズの新リーダーをつとめたりとサービス旺盛だが、実際に活躍するのはほぼジェイソン・ステイサムのみで、彼を見る映画と言っても良いかな。

壊して壊して壊しまくり、撃って撃って撃ちまくり、斬って斬って斬りまくる。重ねた歳の数だけ修羅場を踏んで腹も据わった男たち。 まだまだ若いモンには負けないよ! と自負するダンディたちには、大いに楽しめてスカッとする映画だと思います。

 

日曜かんたんブランチ
シンプルで美味しい「カブのナムル風サラダ」をご紹介しました。

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