三丁目の良子さん

2023年11月19日放送分

桂木良子の映画感想
「マーベルズ」

キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)を主役に描くシリーズの第2作。

アベンジャーズ最強の彼女の唯一の弱点は、チームプレイが苦手なこと。

だが今作ではマーベルオタクの高校生ミズと、宇宙ステーション所属のランボーとチームを組むことに。出身も年齢も違う女子3人組の活躍やいかに。

 

大がかりなセットと手の込んだ衣装、そして多くの出演者とエキストラ。

いかにもハリウッド~!の映画だが、“地球への侵略者Vs世界最強女子たち”よりも、彼女たちのお茶目さを描く方に力が入っている。

 

ミズの家族の濃ぃ~い家族愛や、マーベルが実は結婚していて、夫(パク・ソジュン)の国は言語が歌と踊りという、ミュージカルのような世界。

マーベルにわだかまりを持つランボーの心理描写はいかにもアメリカ的だし、かと思えば、ペットの猫は口から巨大な蛸の脚を出して人も物も飲み込む気味悪さ。SFアクションとしてよりバラエティ的趣向が印象に残る。

 

それにしても、最近のハリウッド映画は、人種や年齢や性別や・・・あれこれに配慮しすぎて、散漫というかつまらなくなった。

エンドロールに延々と表示されるおびただしい人の数に、これだけの人がいなければSF映画は作れないの?!と驚くが、日本の「ゴジラ-1.0」は、10分の1ぐらいの人数だったけど、もっと面白かったよ!と思う。

エンドロールの途中でもうワンシーンあるので、席を立たないでね。

 

日曜かんたんブランチ
おでんのはんぺんが苦手な人にも。「はんぺんのハムチーズ焼き」をご紹介しました。

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