三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今季初の豆ご飯を食べました。「うすいえんどう」を栽培して届けて下さるFさんに感謝です。

 

◎三丁目映画館

「岸辺露伴ルーヴルへ行く」

人の心や記憶を本にして読むことができ、指示も書き込める特殊能力を持つ人気漫画家・岸部露伴が、誰もその存在を知らない『この世で最も黒い絵』をめぐる謎を、ルーヴル美術館を舞台に解き明かす・・・ 

 

露伴さんの特殊能力については上映早々に説明的なシーンがあるので、原作もTVドラマ版も知らない私にも解りやすく入っていけました。 が、しかし!!

謎めいた雰囲気や邪悪さを表現するアイテムとして登場するのが蜘蛛!!

私が最も苦手とする、ていうか、生理的にNGの蜘蛛が何匹も人の身体を這い回るシーンに絶句!のけぞり!!「聞いてないよ~~」と叫びそうに・・・

劇場を飛び出したい衝動を目をつぶってこらえたのに、同じようなシーンが何度も出てきて泣きたくなりました。

 

肝心の内容はというと、「絶対的な黒」を探し求めた画家と、その絵をめぐる闇の物語。葬儀などで黒い服が並んだときに、黒にもいろんな黒がある・・・と感じるが、どんな光も反射しない絶対的な黒とは? 青い薔薇と同じように、存在しえない絶対的なものを求める人々の狂気が恐ろしい。

 

謎めいた美女役の木村文乃さん、美波さん、不気味さ抜群の白石加代子さん、無邪気な編集者・飯豊まりえさんに救われて、露伴の少年時代を演じる長尾謙杜さんが爽やか。自己愛の強い露伴さんを地のままのように演じ高橋一生さんが、事件解決と思わせた後に登場する二役では、全くタイプの違う凜々しい青年を演じて、美形ぶりを見せてくれました。

 

『誰も自らの過去や血筋から逃れることはできない』というメッセージが

おどろおどろしく、心を黒く染める映画でした。

 

◎日曜かんたんブランチ

超かんたんおつまみ「チーズinピーマン」をご紹介しました。

 

ラジオは参加すると楽しさ倍増!
リクエストやメッセージお待ちしています!

最近の記事

ページTOPへ