三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

昨年植えた苺の苗が大きな花をたくさんつけました。実のなる日が楽しみ~♪

 

◎三丁目映画館

「仕掛人 藤枝梅安2」

池波正太郎生誕100周年記念映画で、2月に公開された1作目の続編。

前作同様に丁寧に作られた時代劇で、重厚な映像美に品格が感じられます。

 

一作目で、幼い頃に離ればなれになった実の妹を手にかけた梅安は、相棒の彦次郎と共に江戸を離れて京へと旅立つ。しかし、旅の途中で女房と子どもの敵である浪人を見かけた彦次郎は後を追い、彦次郎を助けようと後を追う梅安もまた、自分を女房の敵と追う侍から追われることになる。

 

甘い声でゆったりと穏やかに話す豊川悦司はえも言われぬ色気を放ち、片岡愛之助は色気に加えて愛嬌も感じさせる。似たような不幸な生い立ちを持つ梅安と彦次郎が、多くを語らずとも心の通い合った男の友情を深く静かに演じて見事だし、出演者全員が一流の演技で安定感がある。二役の椎名桔平は極悪人と気弱な善人を演じ分け、梅安を敵と狙う侍役の佐藤浩市は『本当に殺したいのは己だ』という男の哀しみを滲ませる。

 

今作もまた酒や料理は印象的で、小さな鍋で煮込んだ「ハゼの煮付け」を両手でつまみ、真ん中からがぶりと食すシーンや、柔らかめに炊いたご飯に生卵をひとつ落とした卵かけご飯を食べる梅安を見守りながら、天井裏で彦次郎が食べる「醤油を塗っただけの握り飯」など美味しそう。

 

印象的なテーマ曲と共にエンドロールが終わると、更にワンシーン有り。

粋な江戸弁で登場して梅安とすれ違う松本幸四郎を、料理屋の主人は『長谷川様・・・』と呼ぶ。てぇことは、あの長谷川様かい? てなわけで、次回作も有り、とあっしは睨んでおりやす。

 

◎日曜かんたんブランチ

春レタスを丸ごと1個食べられちゃいます。「レタスの塩昆布あえ」ご紹介しました。

 

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