三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週のおすすめ映画は「ノイズ」です。

 

◎三丁目映画館

「ノイズ」

「デスノート」と同じ藤原竜也と松山ケンイチのW主演で描くサスペンス。

高齢化と過疎化が進む孤島で、圭太(藤原竜也)が生産を始めた黒イチジクが高く評価され、島は5億円の地方創生推進交付金の内定に沸いていた。

そんな中、島に現れた殺人鬼を圭太は誤って殺してしまう。幼なじみで親友の猟師・純(松山ケンイチ)と、警察官の真一郎(神木隆之介)はこの殺人を無かったことにしようとするが、殺人鬼を追って県警がやって来たことで、静かな島は騒然とする・・・

 

全員が幼なじみで顔見知りという、小さな島のほのぼのとした暮らしに紛れ込んだ小さな異物。恐怖のサスペンスの幕開け・・・と思っていると、ふっくら丸くなった余貴美子さんや、胡散臭すぎる波岡一喜、とぼけた柄本明さんらが登場し、あれ?コメディ映画だったの?と思い直したところへ、やけにストイックな刑事が登場。やはり推理ドラマなのか?と考え直した途端に一発の銃声が鳴り響き、人間ドラマへと急展開。そして謎解きは陰々たるサイコとなり、ラストは妻(黒木華)と娘の家族愛でダメ押し。

 

主演の二人だけで無く、神木隆之介、黒木華、余貴美子、柄本明、永瀬正敏などなど、演技派俳優の総出演。皆がきっちり役柄を演じているが、各自の背景が描かれていないためにオーバーアクションにみえて、滑稽さを感じてしまう。 

例えば、刑事は殺人鬼と因縁があるらしいのだが、その過去が全く描かれていないので、格好つけ過ぎの刑事にしか見えない。

「ノイズ」というタイトルの意味も最後までしっくりきませんでした。

出演者の演技合戦は見応えがあります。

 

◎日曜かんたんブランチ

寒い日には身体の芯から温かく。「大根おろしのスープ」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

トワ・エ・モワさんの昭和47年のヒット曲「虹と雪のバラード」をお届けしました

 

 

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