三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週の映画解説は「ミラベルと魔法だらけの家」です。

 

◎三丁目映画館

「ミラベルと魔法だらけの家」

字幕版での公開がなく残念。ミュージカルアニメと銘打つからにはオリジナルの歌を聴きたかった。2018年公開のピクサーアニメ「リメンバー・ミー」もそうだったが、舞台である南米の明るさやリズム感と日本語の相性はイマイチで、字幕版と吹き替え版では天と地ほど印象が違うと感じる。

しかし、映像の美しさはさすがで、あふれる色彩と躍動感に目を奪われます。

 

魔法の力を持つ家に住む一族は、ある年齢になるとそれぞれ異なる魔法の力を与えられるが、ミラベルには何も与えられなかった。しかし、魔法の家の危機を知って立ち上がるミラベル。

そこにはある悲しい秘密があった・・・

 

テーマが少し解りにくい。 家族全員が優秀で、誰よりも頭が良いとか、運動神経抜群とか、とびきり美しいなど、それぞれ天性のギフトを持っている中で、ただひとり凡人に生まれた者はつらいと思う。しかし、優秀である者もまた、優秀であり続けるプレッシャーに苦しんでいるのだ…ということはよく分かる。

 

人は誰でも存在する意味を持っている。それは当然のこと。しかし、「ありのままの自分を認めて、自己肯定せよ」というテーマの映画がこのところ続いて、むしろ息苦しい。

ディズニーならではの、華やかな夢のようなお伽噺の世界をぜひまた見せて欲しい。 

付録の短編は、親世代がホロリとする作品です。

 

◎日曜かんたんブランチ

瑞々しい大根でおつまみを一品。「カリカリ大根」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

昭和42年のザ・ランチャーズのヒット曲「真冬の帰り道」を、お届けしました

 

 

ラジオは聴くだけじゃなく、参加すれば楽しさ100倍!

リクエスト曲やあなたの身近なメッセージをお待ちしています。

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