三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週の映画解説は「太陽は動かない」です。

 

◎三丁目映画館

「太陽は動かない」

何だか収まりの悪い映画でした。これってもしや前編があったの?と狼狽するほど??が残るのは、詰め込みすぎたせい。アクション映画なのにスカッとできないって残念。

 

心臓に爆弾を埋め込まれ、24H毎に組織へ連絡しないと爆死させられるという男の、タイムリミットをめぐる攻防は緊迫感があって上々のすべり出し。 その後は、南の島で育った少年たちの日々と、現在を生きる男たちの姿が交差して描かれるが、ナイーブな演技を見せる日向亘と加藤清史郎の少年二人が、成長した藤原竜也と竹内涼真ではないらしく、説明不足の上に散漫過ぎて、話がのみこめない。

 

彼らはなぜ組織に所属するようになったのか? 主演の二人は互角…を期待したが、藤原竜也の演技力が圧倒的。『今日一日だけ生きるんだ。そして、今日を生きられたら明日もう一日だけ… そうやって生きて行くんだ!』と語る言葉は印象深い。竹内涼真は、なんだか印象が薄くて残念!

 

贅沢な海外ロケと重厚な脇役陣。韓国や中国の俳優を使って国際的な映画にと盛りだくさんだが、彼らのたどたどしい日本語のセリフで一瞬に白けてしまい、なんだかとてももったいない映画になった。

 

中途半端な終わりの後に、本編には登場しないカットがいくつも紹介され、続編の紹介?それともTVドラマで放送済みのシーン?と、ますます訳が分からなくなる。 

 

◎日曜かんたんブランチ

野々市市のマユミさんからのメニュー「ホワイトソースを使わないグラタン」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

千葉紘子さんの昭和47年のヒット曲「折鶴」をお届けしました。

 

 

ラジオって聴くだけじゃなく、参加すると楽しいですよ。

リクエスト曲やあなたの身近なメッセージをお待ちしています。

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