三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週の一押し映画解説は「フォードvsフェラーリ」です。

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「フォードvsフェラーリ」

1966年のル・マン24時間レースの実話を映画化。

カーレース界で圧倒的な王者であったフェラーリに勝つために、フォード・モーター社から新車開発を任されたシェルビー(マット・デイモン)と、イギリス人レーサーのマイルズ(クリスチャン・ベイル)の姿を描く。 

 

役ごとに体型も表情もがらりと変えて別人になり切ってしまうクリスチャン・ベイルが今回も凄い! 昨年公開の「バイス」で22kg増量し、そこから30kg以上の減量をしたという姿は絶句するほどの別人ぶりで、エンディングに映し出される実際のマイルズ氏にそっくり! 息子ピーター役のノア・ジュプも可愛い!

 

タイトルはフォード対フェラーリですが、フォードの副社長とシェルビーチームの人間関係に重点を置いた内容です。 イタリア人たちが職人気質で手作りするフェラーリに対して、〝売れる車″をオートメーション工場で量産するフォード社。 トランプさんが喜びそうな強くて大きいアメリカの車愛がいっぱいで、 超高速で走るレーシングカーの爆音は車好きにはたまらないと思うが、153分の上映時間はちょっと長い。

 

フォードによるフォードの為の映画なのに、観終わった後に「やっぱりフェラーリは美しい…」と思ってしまうのはなぜ?

 

◎日曜かんたんブランチ

あったかいお部屋で冷たい水羊羹を。「かんたん水ようかん」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

昭和44年、弘田三枝子さんで「人形の家」をお届けしました。

 *各コーナーへの感想やリクエスト曲、あなたのつぶやきお便りもお待ちしています!

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