三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週の映画解説は「グリンチ」の紹介です!

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「グリンチ」

真っ白い雪山を滑るスキーヤーの目線で始まるオープニングに、思わず「ヒャッホー!」と叫びそうになるオープニングはさすがピクサー。臨場感いっぱいの美しい映像です。

 

物語は… 夢のように美しいクリスマスイルミネーションに輝く村の、ずっと外れの北の洞窟に一人ぼっちで住んでいる、ひねくれ者のグリンチ。 発明家でもあるグリンチは、便利な自動朝食作り機や、家政婦がわりの愛犬マックスを呼び出すためのベルや、巨大なパイプオルガンなども作って、一人ぽっちの洞窟は巨大なお城状態。寂しいけど美しい… なんとなく、「シザーハンズ」で博士の住んでいたお城や、「市民ケーン」の家を想い起させます。

 

独り暮らしの者が最も「一人ぼっち」を感じるのが、GWにお盆、そしてお正月にクリスマス。家族が集まって楽しそうな様子に、「クリスマスなんて大嫌いだ!」と、町からクリスマスを盗むことにしたグリンチの心情に思わすほろり。ひねくれているけれど憎めない大泉洋さんの声の吹き替えはぴったりで、愛犬マックスの忠犬ぶりは健気でいじらしい。

 

ただ、親も兄弟も友達もなく一人ぼっちで53年間生きてきたというグリンチが、「幼い頃に心に負った傷のせいで・・・」云々と、クライマックスで自己説明するセリフは不要だった気がする。楽しい寓話が説教じみた教訓映画に変わってしまったようで、少し違和感あり。

 

◎日曜かんたんブランチ

簡単においしく手作り、「マシュマロナッツクッキー」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

林伊佐緒さんでS25年「ダンスパーティーの夜」をお届けしました。

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