三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週の映画評は「いぬやしき」です。

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「いぬやしき」

人気漫画の実写映画化。

家庭では妻や子に無視され、会社では上司にバカ呼ばわりされて、可哀そう過ぎる中年オヤジの犬屋敷(木梨憲武)と、暗い家庭環境の高校生男子の獅子神(佐藤健)の二人が、公園で謎の光に撃たれて特殊な能力を得る。

 

一人は憎むべき人間を殺しまくる殺人鬼となり、一人は死にゆく者の命を助ける奇跡の人になる。 もちろん佐藤健がヒーロー…と思いきや、正義の味方は木梨憲武の方で、冷酷な目力を見せつける佐藤健が殺人鬼。 

 

陰湿ないじめや暴力を繰り返す高校生グループや、匿名で他人を誹謗中傷してネットに拡散する奴ら、魔女狩りのように個人を叩いて無責任な報道を垂れ流すマスコミなどに鉄槌を下すのはスカッとする部分もあるが、通りすがりに幸せそうな家族までを惨殺する獅子神の殺人鬼ぶりは怖すぎるし、腕や背中の肉を破って金属マシンが飛び出してくる様子は気持ち悪い。おまけに、木梨憲武の犬屋敷オヤジは正義の味方となった後も妻や子にガツンと言ってやれず、最後までカタルシスを与えてくれない。 

 

それに… 正直言って木梨さんのUPは苦しかったです。肌の色艶とか… 普通のオジサン過ぎて映画スクリーンでの鑑賞には耐えられない。 そう思うと、俳優さんってやっぱり美しいですね。しかし、美しい佐藤健さんもさすがにもう高校生には見えないです。

 

◎日曜かんたんブランチ

安価で美味しいサバ缶でかんたんに、「サバ缶のケチャップ煮」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

ヒデとロザンナで「愛の奇跡(S43)」をお届けしました。

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