三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週の映画評は「ホース・ソルジャー」です。

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「ホース・ソルジャー」

製作は「パイレーツ・オブ・カリビアン」などのジェリー・ブラッカイマー。主演は「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワースときたら、スペクタクル映画!ですよねぇ~ 見ごたえがありました。

 

2001年9月11日に、ハイジャックされた飛行機がNYのツインタワーなどに突っ込んだアメリカ同時多発テロ。大きくて豊かなアメリカを象徴するような巨大ビルが崩れ落ちるのを見て、ヴィン・ラディン率いるタリバン制圧を志願した陸軍特殊部隊のミッチ・ネルソン大尉が、11名の部下と共に翌日9月12日にはアフガニスタンに赴き、現地の反タリバン勢力であるドスタム将軍たちと共に戦う… という、実話を基に描かれた映画です。

 

舞台となるのは、水分が全く感じられない、岩・岩・ときどき砂という不毛の山間地。ここを行くには馬しかない。牧場の息子で馬には慣れているというミッチが、自在に馬を操って戦場を駆け抜けるシーンは西部劇を見るような爽快さ。クリス・ヘムズワースがかっこ良い。もちろん、地上での銃撃戦に戦車やミサイル、空からの戦闘機など、最先端の戦闘シーンの迫力も半端ないです。 

 

それにしても、9.11の翌日にはアフガニスタンでの報復を開始していたというアメリカ陸軍の素早さと、12人の身体の大きさに圧倒されます。原題の「12 Strong 」(12人の強者)の方がピッタリきます。 ドスタム将軍とミッチとの会話「君らは兵士だが、我々は戦士だ」という言葉も印象的でした。 

 

生きて帰らないかもしれない男を見送る女は優しく、切なさもたっぷり。ミッチの奥さん役で、ヘムズワースの実際の奥様であるスペイン出身の美人女優エルザ・パタキーが共演しているのも見どころです。  

 

エンディングに実際の12人と思われる写真が出るのですが、演じた俳優たちがとても良く似ていて驚き。そこに流れる主題歌がまた、男の孤独や哀愁を感じさせてすごくいいです!

 

◎日曜かんたんブランチ

たけのこを洋風で「筍とチーズのトマト炒め」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

先日亡くなられた作曲家・木下忠司さんを追悼して「喜びも悲しみも幾年月(S32)」を若山彰さんの歌声でお届けしました。

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