三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

友人から「マユハケオモト」の鉢を頂いて育てていたのですが、3つの花を咲かせました。眉をはく刷毛のような?(ほほ紅をはくような)、真っ白い大輪の花です!

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「ブレードランナー2049」

1982年に作られた「ブレードランナー」の続編。前作の設定から30年後の2049年の世界をライアン・ゴズリング(「ラ・ラ・ランド」他)主演で描く。

 

植民惑星で重労働に使用するために作られた人造人間がレプリカント。そのレプリカントを取り締まる組織がブレードランナーで、『4年しかない寿命を延ばして欲しい』と訴えて脱走したレプリカントを処理したブレードランナーのデッカード(ハリソン・フォード)が、レプリカントの女性レイチェルと共に逃避行に出る… までが前作のお話。デッカード自身もレプリカントだったのか? 二人の行く末は?と、映画ファンの間で論争を巻き起こした。

 

今作は、より従順で寿命制限のない新型レプリカントがブレードランナーを務めている2049年。製造ナンバーでK***と呼ばれているブレードランナーが、旧型レプリカントを処理する命令を受けて彼らを探すうちにある秘密をつかみ、デッカードを探し出して対峙するというお話。ファンの長年の疑問の答えが明らかにされます。

 

大したストーリーが無いわりに160分と長い映画ですが、それを感じさせないのは見事。 前作でリドリー・スコット監督が描いた無国籍で退廃的な街は更に人工的になり、暗い空から雨は降り続く。果てしなく続く金属質の荒野には命あるものの姿は全く感じられない。

こんな未来を見るために長生きするのは御免だ…と思う気持ちに、大音響の不協和音がことさらに不安をあおる。

 

薄情で軟弱な人間たちに比べて、レプリカントであるKの孤独感や悲しさ、あきらめなどの感情が人間らしくて惹かれます。しかしシーン毎に「・・・」という余韻があって、ハリソン・フォードの登場までが長い。その余韻を2分ずつ短くしたら2時間で収まったかも。

 

エルビス・プレスリーやフランク・シナトラの出演もあるのですが、偉大なるシンガーたちの使われ方がちょっと気の毒でした。

 

◎日曜かんたんブランチ

主婦のお手軽ランチに「なんちゃって天とじ丼」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

純愛が似合う季節ですね。青山和子さんの「愛と死をみつめて(S39)」をお届けしました。

 *各コーナーへの感想やリクエスト曲、あなたのつぶやきお便りもお待ちしています!

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