三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

金沢マラソンのためにいつもより早い午前8時からの放送でした。中学の運動会以後、10mも走ったことがない私。マラソン参加者の皆さんは凄い! 私の憧れです!

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「バリー・シール/アメリカをはめた男」

トム・クルーズ主演の新作映画。予告CMに『天才パイロットにしてCIAエージェント、そして麻薬の密輸王』とあり、「アウトロー」や続編の「ジャック・リーチャー」のような、無頼の男の活躍をスカッと晴れやかに描く冒険活劇かと期待。『実話』ということに一抹の不安を覚えながらも鑑賞しましたが、不安は的中。切なさが残る映画でした。

 

ちょい悪で山っ気のある凄腕のパイロットが、その腕前と気性を見込まれてCIAから敵国の航空写真を撮ることを頼まれ、片道仕事じゃもったいない!と、相手国から麻薬の密輸も引き受けて行きと帰りのWで大儲け。1970年代のアメリカをめぐる中南米諸国や旧ソビエトとの関係を背景に、レーガンさんのニュース映像や俳優時代のシーンも映し出されます。

 

危険な組織を二つも三つも上手に裁く男をトム・クルーズがチャーミングに演じ、カメラ目線のスイートな笑顔のサービスもたっぷり。家中に札束が溢れ、そこら中に埋められた札束で庭は穴だらけという爽快さをテンポ良く描きます。

 

しかし、そういう男の行きつく先は… “アメリカをはめた男”という副題は内容にそぐわず、“アメリカにはめられた男”の方が正しい気がします。

いつも小市民的真っ当さを失わなかった奥さんのラストシーンに救いを感じる映画でした。

 

◎日曜かんたんブランチ

ハロウィンですね~ 温まる「かぼちゃと人参のスープ」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

旅の季節ですね。今年の年末をもって解散すると発表したデューク・エイセスさんの「女ひとり(S40)」をお届けしました。

 *各コーナーへの感想やリクエスト曲、あなたのつぶやきお便りもお待ちしています!

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