三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

この時期は敬老会のイベントで歌わせていただくことが多いのですが、お元気な明るい笑顔にパワーをいただいてます。人生の先輩方の強さを見習って、私も頑張らなくちゃ!

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「ダンケルク」

臨場感が半端ないです。100分ほどの上映時間ですが、ドーバー海峡を泳ぎ切ったような気分になる映画でした。

 

第二次世界大戦中の1940年。ドイツ軍の猛攻により、ドーバー海峡をはさんでイギリスと向かい合うフランスの港町ダンケルクに追い詰められた、連合軍兵士35万人の撤退を、イギリス側の立場で史実に基づいて描いた映画です。

 

「ダークナイト」や「インセプション」など、圧倒的な映像表現を誇るクリストファー・ノーラン監督が『究極のタイムサスペンスを描きたかった』と語るように、陸・海・空それぞれの攻防を同時進行で描き、観客に息つく暇を与えません。後ろは山、前に広がるのは鉛色の海、輸送船を待つおびただしい数の兵士たちの頭上をドイツ軍の戦闘機が舞い、無防備な彼らに容赦なく砲弾が浴びせられる… 冒頭からググッと引き込まれ、まだ幼さの残る若い兵士トミーの姿に、どうか無事に生きて帰って…と願う、あっという間の100分でした。

 

出演者はすべてイギリス出身の俳優で、同じくイギリス人であるノーラン監督の強い思いを感じるが、自国を美化するエピソードばかりでなく、同胞同士の争いやフランス兵士への差別、パニックに陥った人間の弱さなども描いて生々しい。

 

味方の軍艦が次々と撃沈させられる中、自国の兵士を助けようと、ドーバー海峡を渡って駆け付けた民間船は900隻。その光景に目頭が熱くなりました。このときの人々の心意気をダンケルク・スピリットと言うそうですが、こういう過去の歴史を持つドイツ・フランス・イギリスなどがEUで一つにまとまるって、難しいわけだよね…とも思う。

 

◎日曜かんたんブランチ

いつものお豆腐がお洒落に…「豆腐のココット」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

飯田久彦さんの「ルイジアナママ(S37)」をお届けしました。

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