◎良子のつぶやき

帰省する人々で賑わう季節になりました。「帰省」を辞書で引いてみたら、『故郷に帰り父母の安否を問うこと』とありました。しみじみと良い言葉だなぁと思います。

◎三丁目映画館～今週の桂木良子お薦め映画

「ザ・マミー　呪われた砂漠の王女」

夏の映画の定番はお化けと冒険！　それがトム・クルーズ主演ならハズレが無いよね。

　1932年に制作された「ミイラ再生」。それを明るい冒険活劇としてリメイクして大ヒットしたのが1999年の「ハムナプトラ」。それに対して、本作品は原作の持つホラー部分を重視した怖～い冒険映画です。

 トム・クルーズが演じる主人公ニックはアメリカ軍の偵察兵で、軍が到着する前にお宝をちゃっかりいただくというコソ泥男。正義の味方というヒーロー像ではないのだけれど、そこはやはりビッグスターのトム・クルーズ。ひらりと馬に飛び乗って砂漠を疾走するシーンなど、どこまでもかっこいいのです。　もちろん、トムならではのコミカルなシーンも随所にちりばめられていて、怖さの中での息抜きもほどほどあります。

 もう一人のビッグスターがラッセル・クロウ。謎の研究所の博士で登場しますが、すっかり貫禄のついたオジサンになっていて、一瞬彼だと分かりませんでした。　ただ、ナレーションを務める彼の声に、いい声してる…と聞きほれます。やはり役者は声ですね～。

 しかし、いくら王である父とその家族を殺したからと言って、生きたまま石棺に入れられてミイラにされて、地中深く５千年も封印されるなんて、あまりにも残酷な罰。そりゃぁ復讐の鬼にもなるわ・・・

 映画の冒頭に事の始まりを教えてくれる説明映像があって、見逃すと後の展開が？？になるので、上映時間には遅れないようにしましょう。冷房の効いた映画館で、蘇ったミイラにぞぞ～っとしつつ、冒険気分を満喫して暑気払いしましょう！

◎日曜かんたんブランチ

茄子を美味しく、「ナスのマスタード炒め」をご紹介しました。

◎昭和の名曲をあなたに

北原謙二さんの「ふるさとのはなしをしよう（Ｓ40）」をお届けしました。

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