三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

4月!春です! …で、クローゼットの整理もかねて、大きな袋2個分の洋服を処分しました。「これ高かったの…」とか「まだ着られるかも…」という気持ちと戦うのが大変でした。

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「キングコング:髑髏島の巨神」

東に「ゴジラ」あれば、西に「キングコング」あり。何度も映画化されてきたキングコングが、さらに巨大化して、南海に浮かぶ謎の島、髑髏島で大暴れ。

 

ロシアに先を越されてなるものか!と、未確認生物の調査に訪れた一行の軍用ヘリ群を、バッタバッタとなぎ倒し、掴んでは投げ掴んでは投げ。さらに、ウゲェ!!と思わず仰け反ってしまう気色の悪い巨大恐竜と死闘を繰り広げて、大迫力の映像で楽しませてくれます。

 

しかし、出演者の中でスターと呼べるのはサミュエル・L・ジャクソンくらいで、キングコングのマドンナ的役割を演じるブリー・ラーソンも、過去作品のジェシカ・ラングやナオミ・ワッツに比べて華やかさはいまひとつ。そのぶん、主役のキングコングを出し惜しみせず、早々と登場させて娯楽映画の王道を見せてくれるのであります。

 

「地獄の黙示録」や「グッドモーニング・ベトナム」などの名作映画へのオマージュも散りばめられ、第二次世界大戦やベトナム戦争を戦った人々への敬意も感じられて、ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督は33歳という若さに似合わぬ人情派のようです。ラストシーンには大人の寓話ともいえるエピソードまで添えられています。

 

しかし、ストーリーにほとんど関係ない中国美人がぼ~っと登場していたりして、最近のハリウッド映画の「中国市場を意識してま~す」という揉み手が見えて鼻白む思い。

吹き替え版の佐々木希さんの声もあまりに素人臭くてがっかり。

お金を払って映画を見る観客のことを第一に考えて製作してほしいものだと思います。

 

長いエンドロールの後、「次回作はゴジラと撮るよ~」と予告するかのようなサービス映像が流れます。慌てて席を立たないでね。

 

◎日曜かんたんブランチ

春の香りいっぱい「菜の花の塩だれ和え」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

島倉千代子さんの「この世の花(S30)」をお届けしました。

 

*各コーナーへの感想やリクエスト曲、あなたのつぶやきお便りもお待ちしています!

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