三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

三月というのに今週は雪の日が続いて寒かったですね。そんな中で行われた県立高校の入学試験。なぜか入試の日は天気の荒れる日が多いですね。まさに試練の春ですね。

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「素晴らしきかな、人生」

フランク・キャプラ監督の名作「素晴らしき哉、人生!(1946)」のリメイクだと思ったら、さにあらず。全くオリジナルのお話でした。 

 

広告代理店の代表として絶好調の人生を送っていた男ハワードが、最愛の娘を亡くしたことで一変。生きる屍のような生活を送るハワードを立ち直らせようと、友人たちが奔走する姿をクリスマス間近のニューヨークを舞台に描きます。

 

まず見どころは豪華な出演者たち。主演のウィル・スミスをはじめエドワード・ノートン、ケイト・ウィンスレット、マイケル・ペーニャ、ヘレン・ミレン、キーラ・ナイトレイ、ナオミ・ハリス等々、主役級の演技派が勢ぞろい。中でも、死の使者を演じたヘレン・ミレンの演技力と可愛らしさ、そしてウィル・スミスの抑えた演技が泣かせます。

 

次に脚本がいいですね。 『人生で最も大切なのは人間だ。その人間にとって重要なことは、愛、時間、そして死。』と言うハワードの前に現れた3人の使者。彼らは友人たちに雇われた役者だったのか、それとも本物の使者だったのか…  主人公のハワードだけでなく、友人たちにもそれぞれの問題や苦しみがあり、緻密に計算されたプロットが絡まりあいながらラストへ向かって着地してゆく様子はファンタジックです。

 

最後にあっと驚くことが明らかにされ、クリスマスの奇跡が起きる。

そうだったのね! だから「素晴らしきかな、人生」なのね…と納得。クリスマス前に公開されていたら良かったのになぁ…と、思う。

 

◎日曜かんたんブランチ

ホワイトデーや合格祈願の願掛けにも。「キットカットのデコレーション」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

神戸一郎さんの「十代の恋よさようなら(S32)」をお届けしました。

 

*各コーナーへの感想やリクエスト曲、あなたのつぶやきお便りもお待ちしています!

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