三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

新聞の折り込みチラシもぐんと増えて年末を感じますね。暮れのご挨拶も年賀状の準備も、そして大掃除も・・・ どれもまだ手付かずのくせに、あ~忙しい、忙しい!と気分だけが先走るこの頃です。

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「マダム・フローレンス!夢見るふたり」

大女優メリル・ストリープとラブコメのキング・ヒュー・グラントが共演。しかも夫婦役で。そりゃぁ観るしかないでしょう! 

 第二次大戦中の1944年、自分が超音痴だということに気づかない大金持ちの上流マダムのフローレンスが、あのカーネギーホールでコンサートを開く・・・という、実話に基づいたお話。

予告編ではコメディー部分が強調されていましたが、実になかなかハートウォーミングな良い映画でした。

 

夫のシンクレアはかなり年下でハンサム、しかも妻とは別居で若い女と同棲中。はは~ん、やっぱり財産目当のジゴロなのね~と思ったらさにあらず。敬意を持って細やかに優しく妻に尽くし、妻の夢をかなえる為に奔走する彼の姿は、まるで大スターに寄り添う敏腕マネージャーのよう。あ~こんな夫が私も欲しい!と言う奥様方の声が聞こえてきそうです。 

 

シンクレアのセリフに『愛の形はひとつじゃない』とあるように、様々な愛の形が描かれる映画でした。 痛ましく悲しい秘密を抱え、それでも尚『音楽が私の命』と天真爛漫に生きるマダム・フローレンスと、献身的な夫。 二人の関係が切っても切れないものだと知りながら寄り添う若く美しい愛人(‘15「ミッション・インポッシブル/ローグネーション」のレベッカ・ファーガソン)。 そしてフローレンスの歌伴奏に雇われるピアニストのコズメ。クラシックのピアニストである彼が、自らの理想や音楽的主張を捨てて伴奏者になりきる姿もまた愛。サイモン・ヘルバーグがいい味だしてます。

 

豪華な衣装や家具調度品も美しく、マダム・フローレンスの調子っぱずれの歌に笑えます。

 

◎日曜かんたんブランチ

ええっ!? 大根がフライドポテトみたいに!? はい、ほくほくサクサクの「フライド大根」ご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

S24年の三条町子さんのヒット曲「かりそめの恋」を お届けしました。

 

*各コーナーへの感想やリクエスト曲、あなたのつぶやきお便りもお待ちしています!

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