三丁目の良子さん

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「パディントン」

なぜクリスマスに公開しなかったんだろう?って不思議に思うほど、あったか~い映画でした。 児童文学のロングセラー「パディントン」シリーズを初めて実写映画化した作品ですが、映像の美しさはもちろんのこと、ストリーも含めて子供も大人も楽しめる、寒い冬に家族で観るのにぴったりの映画です。 

 

南米ペルーで文化的に暮らしていた熊の子が新天地を求めてイギリスへ渡り、「ぼくに住居を与えてください」と書いた札を首から下げて駅のプラットホームに佇む姿にまずホロリ。

親切なブラウン夫人に声をかけられ、駅の名前にちなんでパディントンと名付けられ、ロンドンで暮らすようになるパディントン。異文化の生活での失敗の数々は、初めて海外旅行をした人間と同じようで、笑いつつも共感できる。

 

赤い帽子に青いダッフルコートのパディントンは「テッド」とは違って礼儀正しく健気なクマだが、ぬいぐるみ的な可愛らしさではなく、熊らしいところもちゃんと描かれていて面白い。  

 善人ばかりの中で、美しすぎるニコール・キッドマンが演じる悪役もはまりどころ。 

 

パディントン駅には渋谷のハチ公みたいに彼の銅像が建てられているそうだが、ロンドンへ行ってみたいな~と思う。

 

 

◎日曜かんたんブランチ

寒い冬に栄養価もたっぷり「ブロッコリーの山芋焼き」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

昭和24年当時12歳だった美空ひばりさんのヒット曲、

作詞:藤浦 洸 作曲:万条目正 「悲しき口笛」を お届けしました。

 

 

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