今週の金曜日のお客様、スタジオには、舞踊家の藤間信乃輔(ふじましんのすけ)さんにお越しいただきました。先日(8月9日)より白山比咩神社で催された「白山開山1300年記念奉祝大祭」、その初日に演舞を奉納されたばかりの藤間さん。今回は、その場で披露された演舞・・・その踊りに至るまでなど、様々な「舞台裏」をお話いただきました。

 
 金沢生まれの藤間さんは、(白山開山1300年の)節目である今年に舞踊家として「白山のご来光の中で踊りたい」と思い立ち、約1年をかけて綿密な「登山」計画を立て、映像撮影までの下地を地道に作りながら去る7月18日(撮影日)を迎えます。演奏の方や各スタッフも「仕事を超えて一緒に楽しんでくれたからこそ実現できた」と振り返る“白山と一体化する”舞踊は、舞台経験豊富な藤間さんでさえ、体から湧き上がるもの、出来上がっていくものが“初めて尽くし”で、ご苦労話を尋ねてみるものの、「楽しみしかなかった」と満面の笑顔です。
 
 10月に完成するというその映像はもちろん、これから予定されてる様々な場での舞踊(なんとディナーショーもあるそう!)の全てにワクワクしておられる様子の藤間さん。古典芸能の定番イメージを覆すほどのアーティスティックでアグレッシブなお人柄に、終始惹きつけられっぱなしの時間となりました。

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