今週の「金曜日のお客様」。スタジオには 国際協力団体『ブルードット』より代表の赤坂由紀 (あかさかゆき)さんにお越しいただきました。
2013年、フィリピンを襲った台風をきっかけに現在のお立場となられた赤坂さん、国際支援活動の根幹にあるものやこれからのビジョンまで、様々な角度からお話を伺いました。

 

 実は学生時代もNGOを立ち上げ、フィリピンでの海外ボランティア活動に取り組んでいたという赤坂さん。就職後は、“ビジネスという対等な立場での国際支援”を志し、自動車メーカーで「グローバル広報」職を担うも、2011年の東日本大震災時の被災地ボランティアをきっかけに学生時代同様のスタンスでの活動へとカムバックされます。現在はご主人の勤務地である石川県を拠点に、奇しくも学生時代の原点となるフィリピンで活動。救済にとどまらず、“バナナチップスの輸入販売”など、未来を見据えた建設的な支援に取り組んでいらっしゃいます。

 

 学生時代に(国連での仕事を目指しての)受験失敗で内心落ち込んでいたご自身が、支援に訪れたはずのフィリピンの現地の人々の明るさに救われた・・・それこそが“続けられる理由”とおっしゃる赤坂さん。“救う”という行為を、“お返し”と考えるからこその自然体・・・その“当たり前”の大きさにただただ尊敬の念を抱く時間となりました。

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