今週の金曜日のお客様、スタジオには『株式会社金沢商業活性化センター』より代表取締役社長の篠田健(しのだたけし)さんにお越しいただきました。平成10年に設立され、「TMO(タウンマネジメントオーガナイゼーション)」の略称・ロゴでも親しまれるまちづくり会社…今回は、新幹線開業直前の4年前に今の役職に就任された篠田さんに、「金沢にざわめきを」と掲げ取り組む日々のお仕事について詳しく伺いましたよ。

 
 プレーゴ、まちバス、まちなかパーキングネットを収益3本柱とし、実際に全国の活性化事業の中でも「成功事例」として注目される「TMO」。株式会社ではあるものの株主配当はなく、イベント事業への投資で街の賑わいに還元するシステムで、独自の職員雇用枠を増やし、さらに手広く賑わいを創出するなど見事な「循環」を生み出しています。
 
 ただ、空き店舗対策などまだまだ課題は多いそうで、新幹線特需の落ち着きと郊外型店舗の台頭が見える未来への危機感も持っていらっしゃる様子。基軸の「まちなか」に加え、駅前も含めた「三地区連携」の仕掛けなど、もはや金沢全体のマネジメントを担う篠田さん率いる「TMO」。聞けば聞くほどそのバイタリティに頼もしさを覚える時間となりました。

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