今週の金曜日のお客様、スタジオには『明和工業株式会社』から代表取締役の北野滋(きたの)さんと営業部(環境事業担当)課長代理の徳成武勇(とくなりたけお)さんにお越しいただきました。「自然との調和」をコンセプトに、環境汚染防止や環境リサイクルによる温暖化防止などエコロジー時代に対応した機械・装置の製造を行う53年目の老舗企業…MROラジオで流れる印象的なアカペラCMソングでおなじみの方も多いのでは?…今回は、そんな頭の中で特にループするフレーズ、「ぴったんこ」とは?という素朴な質問から、様々なお話を伺いましたよ。

 「ぴったんこ」は、本来は炭にならないような汚泥、生ごみ、畜糞など湿ったものを炭化させた自社開発の自然肥料で、漢字では「肥炭粉」と記すそう。炭の肥料に向かって作物の根が伸びていくほど力強く、「化学肥料」に代わる循環型社会の理想的な「発明」として期待されています。CMソングでコーラスも担当された昨年1月入社の徳成さんは昨年1月入社で、ケニアで環境に携わる仕事をされて経験を活かし、海外事業にも注力。世界のニーズにも対応できるように、今まさに事業と人材を強化しているところなのだそうです。
 
 「営業と求人をしない会社から変えていくところです」と笑いつつ、さらなる会社の未来を見据える北野さん。その言葉一言一言には、携わる国の事業や、地球環境そのものへの強い使命感が透けて見え、そんな「石川ブランド」の力強さと頼もしさにただただ感銘を受ける時間となりました。

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