今週の金曜のお客様、スタジオには『財務省 北陸財務局』局長の吉岡健一郎(よしおかけんいちろう)さんにお越しいただきました。昨年7月に現在のお立場となられ一年足らず、「昼ごはんもなかなか食べられない」ほど増えた北陸新幹線開業後の観光客に圧倒されたというエピソードを皮切りに様々なお話を伺いました。

 前任は警察庁警備局外事課長で国際問題に向き合ってきたという吉岡さん。その目線から見ても、金沢の伝統文化を「守る」姿勢は印象的で、治安の良さにもお墨付きをくださります。ただ、新幹線開業前から優秀な北陸の経済情勢は更なる追い風を受けているものの、それゆえの「人手不足」など嬉しい悲鳴が現在の課題ともおっしゃいます。その受け入れ態勢もさることながら、全国的課題となる人口減少、長期高齢化に向けて問題意識を共有し、議論を重ねる場を提供するなど、「先を見据えた」日々を送っていらっしゃるそうです。

 そんなシビアな目線を持つ吉岡さんは、美味しい食事をたくさん味わうために、ランニングもされているとか。プライベートもストイック?・・・ちょっとお茶目で誠実なお人柄を惹きつけられるひとときとなりました。

◆お話を聴く >>> 20160311kinyoubi.mp3
※スタジオでのお話をお聴きいただくことができます。

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