今週の金曜のお客様、スタジオには『北陸大学・地域連携センター』センター長で、『北陸大学・未来創造学部』教授の武田幸男(たけださちお)さんにお越しいただきました。35年に及ぶ外資系製薬会社『ファイザー』でのお勤めを経て、6年前に教育者へと転身されたその経緯や、現在学生らと取り組んでいるという様々な活動についてたっぷりお話いただきました。

 日本の「大学教育のあり方」を調査するために、競争意識の高い中国人留学生が多く在籍する『北陸大学』と繋がったことがそもそものはじまりだったと武田さん。中国人の80パーセントが外国へ留学するものの、そのうちの80パーセントが高いレベルを求めてアメリカに渡る現実を知り、現在は「世界の教育環境」との差を埋めるべく「日本の教育者」として尽力されています。また、一方で、移住して惚れ込んだ「金沢」が出し切れていない魅力を引き出す「地域活動」にも積極的で、生徒らと共にお忙しい日々を送っていらっしゃいます。

 ラストには、東京五輪までに東京・京都・金沢の「ゴールデントライアングル」を完成させたいと具体的な夢を語ってくださった武田さん。どこまでも、誠実で前向きな姿に聞き手側の背筋もピンと伸びる、印象深い時間となりました。

◆お話を聴く >>> 20160318kinyoubi.mp3
※スタジオでのお話をお聴きいただくことができます。

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