今週の金曜のお客様、スタジオには『石川県美術文化協会』会員で『一般社団法人二紀会』準会員の画家・高野實(たかのみのる)さんにお越しいただきました。一昨年までの35年間、金城大学短期大学部美術学科で教鞭もとられるなど「絵」一筋で歩んでこられた高野さん。今日は、その長い道程を軸に様々なお話を伺いました。

 金沢美術工芸大学在学中は、「一人暮らし」にも憧れたという高野さんは、どちらかというとインドアな少年時代を過ごされたそうで、その頃にのめり込んだ「漫画」などをきっかけに徐々に本格的「絵画」の道へと歩まれます。一方で、「招来は牧師になって外国人と結婚したい」と文集に記されるなど、感受性の豊かさが伺えるこぼれ話も。

 そんな高野さんは今、いろんな「自分幅」を広げたいと、彫金準備や居合道の段位取得など「これから」へ意欲的です。そんなアクティブな話をシャイなお人柄全開で語るギャップに、まるで美術鑑賞のような「心揺さぶられる」ひとときを味わいました。

◆お話を聴く >>> 20160304kinyoubi.mp3
※スタジオでのお話をお聴きいただくことができます。

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