三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週の映画解説は「みをつくし料理帖」です。

 

◎三丁目映画館

「みをつくし料理帖」

角川春樹の製作・監督とあって、娯楽性の高い映画で楽しめました。

享和2年(1802年)の大阪。8歳で幼馴染の仲良しだった澪と野江は、大洪水で家族を喪い、離れ離れに。数年後、江戸の蕎麦屋「つる屋」で働く澪の料理は評判を呼び、吉原で頂点を極めるあさひ大夫のための料理を頼まれるが、あさひ大夫こそ行方知れずの野江だった… 

 

先ずは、目を見張る美しい料理の数々にうっとり。そして豪華な出演者たち。澪役の松本穂香さんは、地味だけど印象に残る女優さんで、黒木華さんや木村多江さんのようになれるかも。 意外にも蕎麦屋の好々爺を演じた石坂浩二さん、澪を救ってくれた御寮さん役の若村麻由美さん、あさひ大夫に仕える又二役の中村獅童さんの三人が特に素晴らしく、きっちりと全体を引き締めています。

他にも、かつて角川映画で主役級をつとめた俳優たちが次々と登場して華を添え、彼らの時代を束の間思い出させてくれるのも楽しい。

 

「時代劇」ではなく、エンターテイメントの角川映画として観るのがお薦め。素晴らしい料理に目を輝かせ、女どうしの友情や、親子の情、あさひ大夫と又二の叶わぬ恋に涙ぽろぽろの映画でした。

 

◎日曜かんたんブランチ

ハロウィンに作ろう!「かぼちゃの蒸しパン」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

フランク・永井さんの昭和53年のヒット曲「公園の手品師」をお届けしました。

 

 

ラジオって聴くだけじゃなく、参加すると楽しいですよ。

リクエスト曲やあなたの身近なメッセージをお待ちしています。

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