三丁目の良子さん

2023年7月16日放送分

桂木良子の映画感想
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

中折れ帽子に長い鞭、あのインディ・ジョーンズが15年ぶりに戻ってきた! 154分はちょっと長い!?と思ったけれど、息つく間も無い展開と、スピード感あふれるアクションの連続に、あっと言うの154分でした。

 

第2次世界大戦の末期、『手にした者は神になれるほどの力を持つ』というアルキメデスの羅針盤をめぐって、ナチスの科学者フォラーと闘うインディ。 そして時は流れ・・・宇宙開発競争が盛んな1969年(S44)。かつての仲間バジル・ショーの娘ヘレナが現れる。インディはアメリカとロシアの間で陰謀を企てるフォラー一味の企みを阻止するべく立ち上がる。

 

オープニングは実年齢に近い年老いたインディで登場のハリソン・フォード。息子は戦死し、妻には出て行かれて侘しい独り暮らし。定年を迎える大学では老いぼれ扱いされ、背中を丸めて歩くインディは寂しい・・・それが一転! 25年前に遡ってフォラー一味と闘うインディは、アッと驚く若々しさ。いったいどうやって撮影したの?と、ハリウッドの技術力に驚く。

 

走る列車の上で戦い、地下鉄の線路を馬で疾走し、シチリアの深海に潜り、旧い戦闘機で空を舞い、果ては2000年前にタイムスリップという、あれよあれよの破天荒な展開ですが、これぞまさにインディ・ジョーンズ42年の集大成の面白さ。お馴染みのテーマ曲にのって、ハリソン最後?のインディとあって、過去の相棒たちも登場して懐かしさもいっぱいです。

 

ハリソン・フォードに賞賛を! ヘレナ役のフィービー・ウォーラー・ブリッジとフォラー役のマッツ・ミケルセンにも拍手を。アントニオ・バンデラスの出演シーンがあっけなくて、ちょっと残念。

 

ラストは、年老いた家庭人のインディに戻ってのハッピーエンドにウルッとしました。

インディはトレジャーハンターではなく、考古学者だったことを再確認しました!

 

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