三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

能美市在住の友人の息子さんが「レジェンド&バタフライ」のプロデューサーだと知ってビックリ。未鑑賞だったのですが、がぜん楽しみに。来週はこの映画が良子の一押し!に決まり!

 

◎三丁目映画館

「シャイロックの子供たち」

池井戸潤の人気小説の映画化。監督は富山市出身の本木克英監督

シャイロックとは、シェイクスピア戯曲「ヴェニスの商人」に登場する強欲な金貸しのこと。借金を返せない者に『金の代わりに身体の肉1ポンドをよこせ』と要求する男だ。

 

東京第一銀行の支店で起きた現金100万円紛失事件。ベテランお客様係の西木は、部下の北川(上戸彩)と田端(玉森裕太)と協力して事件の真相を探るうちに、10億円の不動産詐欺との関連に気づく・・・

 

金を貸す人、借りる人、最初からだますつもりの悪い奴。人間もいろいろですが、ほんのちょっとした出来心でも、一度汚い金を手にしたら、もう真っ当な人間ではいられない。『金は返せば良いってもんじゃない』んですね。

 

全体にテンポ良く、演技巧者の阿部サダヲがサクサク事件を解明していくので、深刻な中にも笑いと爽快さが感じられます。『基本は性善説。でもやられたら倍返し!』のセリフも軽やかで良いですね。

 

それにしても銀行員って大変なんですねぇ・・・ 融資や顧客獲得のノルマに加えて上司のパワハラもあり、日常的に扱う大金への誘惑や悪人からの誘いもある。その反面、紛失した金はゴミ箱をひっくり返し、行員のロッカーやバッグの中まで探して探して探しまくる。いやはや大変なお仕事です。

 

濡れ衣を着せられても、毅然として「私はやってません!」と言う上戸彩も、「彼女は誠実な銀行員です!」とかばう阿部サダヲの上司もグッとくる。副支店長(杉本哲太)のパワハラで精神を崩壊させてゆく遠藤(忍成修吾)のシーンには涙を誘われました。

 

◎日曜かんたんブランチ

丸美屋の「麻婆豆腐の素」でかんたんに出来ます。「麻婆もやし」をご紹介しました。

 

ラジオは参加すると楽しさ倍増!
リクエストやメッセージお待ちしています!

最近の記事

ページTOPへ