◎良子のつぶやき

玄関横に地植えした水仙が２輪咲きました。亡父の愛した凜として誇り高い花です。

◎三丁目映画館

「非常宣言」

「パラサイト　半地下の家族」や「ベイビー・ブローカー」などの実力派ソン・ガンホと、人気スターのイ・ビョンホン共演のパニックスリラー。

金銭や政治的な要求が無く、「多くの人を巻き添えにして死ぬ事」が目的というテロは怖い。それが航空機の中という密室で、凶器は目に見えない殺人ウィルスときたら･･･　背筋も凍る緊張感をたっぷり味わえます。

飛行機恐怖症の男（イ・ビョンホン）は娘とともにハワイ行きの航空機に搭乗するが、離陸後まもなく乗客が相次いで謎の死を遂げ、機内はパニックに陥る。一方、地上では、ウイルステロの予告動画の捜査に乗り出したベテラン刑事（ソン・ガンホ）は、その飛行機が妻の搭乗した便だと知る。機内では乗員と乗客が犯人と戦い、地上では国土交通省大臣（チョン・ドヨン）が緊急着陸を国内外に交渉を開始。

ウィルスに感染した副操縦士（キム・ナムギル）は乗客の命を守るべく奮闘するが、機体はついに操縦不能となり急降下していく。

急降下する飛行機内の描写は迫力満点。「そんなことあり得ない」と思う反日的なシーンもあるが、自国民に対する韓国政府の「まさか！」ぶりも描かれているので、そこはまぁ映画として楽しみましょう。

ゆる～い韓国警察の内部や、飛行機恐怖症男と副操縦士の因縁、政治家どうしのかけひき、韓国と日米との関係など、あれこれ詰め込み過ぎて後半が長いと感じる。その割には若くハンサムなテロ犯（イム・シワン）の背景はあまり描かれておらず、犯行の説得力が弱い。

着陸地を求める飛行機の迷走ぶりや、地上での市民デモ、刑事の自己犠牲など、後半の３０分を簡潔にして２時間にまとめていたら名作になれたかも。

◎日曜かんたんブランチ

お正月に残ったお餅で「お手軽おこわ」をご紹介しました。

ラジオは参加すると楽しさ倍増！
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