三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

久々に近所のクリーニング店に行ったら「閉店」の張り紙が・・・ コロナが様々な分野に影響を及ぼしているのだと実感しました。

 

◎三丁目映画館

「TANG タング」

イギリスの小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を原案に、二宮和也主演で映画化したヒューマンドラマ。

仕事もせずゲームばかりしている春日井健(二宮)。そんな健の家の庭に、記憶を失った時代遅れの旧式ロボット、タングが迷い込んでくる。弁護士である妻の絵美(満島ひかり)に家を追い出された健は、旧式ロボットを最新モデルと交換してくれるという広告を見て、タングと共に旅をするが、タングが失った記憶には世界を変えるほどの秘密が隠されていた・・・

 

愛車や観葉植物にも名前をつける人がいるが、私は情の深い人間なのでそれはしないように心がけている。動物でも物でも名前をつけてしまったら、それはもうただの動物でも物でもなくなり、執着を持ってしまうから。 たとえば鉛筆一本でも、それは友達や家族になる。ましてや自分の後をピコピコと着いてきて、「タングは健のために、健はタングのために!」なんて言うロボットがただのロボットと思えるわけがない!

 

感動的な題材であり、とても楽しみにしていたのだけれど、なんだか少し期待外れでした。演技も演出も、あまりにも子ども向きなので、内容が薄く浅くなってしまい、ここと言うところで泣けない。 主人公の健をはじめ、登場人物達の描き方が薄っぺらく、ドラマに真実味がない。研修医であった健のトラウマとなるシーンでも、医師として云々という以前に人としてどうよ・・・と思ってしまう。普通あの場面で手を握ってあげられない男なんか、そもそも医師になる資格無し!と思ってしまう。

 

素晴らしい題材なのだから、もっとじっくり掘り下げて描けば、大人にも充分感動的なドラマになったはずで残念。 タングの可愛さだけが心に残りました。

 

◎日曜かんたんブランチ

さくさくピリッ!と美味しい「たたきキュウリとミョウガのピリ辛づけ」をご紹介しました。

 

◎良子のお薦め歌謡曲

山西アカリさんの「拝啓 みかんの里」をお届けしました。

 

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