三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週のおすすめ映画は「ウエスト・サイド・ストーリー」です。

 

◎三丁目映画館

「ウエスト・サイド・ストーリー」

シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を原案に、ブロードウェイで上演されたミュージカルは1961年に映画化され大ヒット。アカデミー賞に11部門がノミネートされ、作品賞をはじめ10部門で受賞。その、あまりに有名な作品をスティーブン・スピルバーグ監督が念願の映画化。監督賞ほか、アカデミー賞の7部門にノミネート。 

 

1950年代のニューヨーク。貧しい移民たちが暮らすウエストサイドでは、ポーランドなど欧州系移民の非行少年グループのジェット団と、プエルトリコなど南米系の少年たちのシャーク団が激しく争っていた。そんな中、ジェット団の元リーダーのトニーと、シャーク団のリーダーの妹マリアは運命的な恋に落ちる・・・

 

1961年版を観ていない人でも聴いたことがあるはずの「トゥナイト」や「アメリカ」など名曲の数々のパワフルな歌声に魅了され、群舞の見事さと熱量に圧倒されます。色とりどりのペチコートを翻らせて踊る美しさは圧巻です。

こういう映画はハリウッドでなければ作れないなぁ・・・と思う。

 

トニー役のアンセル・エルゴート(ベビー・ドライバーなど)や、3万人のオーディヨンで選ばれたというマリア役のレイチェル・ゼグラーの甘い歌声も、美しすぎない容姿も親近感が持てます。 そして二人の女性! アニータ役のアリアナ・デボーズの見事なダンサーぶりに感動し、バレンティーナ役のリタ・モレノに拍手! 1961年版にアニータ役で出演し、アカデミー賞助演女優賞とゴールデングローブ賞を受賞し、現在90歳になる彼女が、信じられないほど元気で美しい姿で出演されています。

 

前作から60年経っても貧困や差別、世界の分断はちっとも解消されないばかりか、ますます進行しているように思える今、この映画を製作したスピルバーグ監督の思いが感じられます。

 

◎日曜かんたんブランチ

まぜて焼くだけ、温まってボリューム満点。「山芋と豆腐のグラタン」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

ザ・ブルーベル・シンガーズの昭和44年のヒット曲「昭和ブルース」をお届けしました

 

 

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