三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週の映画解説は「そしてバトンは渡された」です。

 

◎三丁目映画館

「そしてバトンは渡された」

血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も名字が変わった女子高生の優子(永野芽衣)。今は料理上手な義理の父・森宮さん(田中圭)と暮らす優子だが、ある日突然失踪した母・梨花(石原さとみ)の秘密とは…2019年の本屋大賞を受賞した瀬尾まいこさんの原作ですが、物語の結末が原作とは違っています。

 

瀬尾まいこさんの小説は好きで、この原作も読んでいたのですが、あまりにもお人好しの父親たちと、現実離れした梨花さんに「そんな話、ありえんでしょ!」と思っていました。もしも梨花さんみたいな女性が本当にいたら、それは絶対に何か企んでいる人だわ…と思っていたのですが、本作はすんなり腑に落ちて、原作よりも感動しました。

 

それはひとえに出演者の力。サラリーマンの父・田中圭も、富豪の父・市村正親も良かった。そして誰より石原さとみの力。どこまでも明るく魅力的で、時にしたたか。今日食べるお米がなくてもファッションには気を抜かない。独特の価値観で生きている梨花さんを実際に居るかもと思わせてくれた。衣装の数々も楽しめました。

そして、数か月もレッスンして臨んだという永野芽衣と岡田健史のピアノ演奏のシーンもリアリティがあって素晴らしかった。卒業式の「旅立ちの日に」の合唱には思わず涙しました。

俳優さんって凄いね! 

 

◎日曜かんたんブランチ

ほんのり甘じょっぱい、「さつま芋とクリームチーズのサンドイッチ」をご紹介しました

 

◎昭和の名曲をあなたに

NSPの昭和49年のヒット曲 「夕暮れ時はさびしそう」 を、お届けしました

 

 

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