三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週の映画解説は「ピーター・ラビット2 バーナバスの誘惑」です。

 

◎三丁目映画館

「ピーター・ラビット2 バーナバスの誘惑」

このところ「アオラレ」「Mr.ノーバディ」「クワイエット・プレイス」「ザ・ファブル」と、血生臭い映画が続いたので、心の平安を求めて字幕版を鑑賞してきました。 

 

しかし動物たちの世界も人間界と同様になかなか大変なようで、晴れてビアと結婚したマグレガーの小言に反発するピーターは、「湖水地方なんかウンザリだ!」と農園を飛び出し、ひとりロンドンへと出て行くのであります。 そこで、父親と親友だったと語るバーナバスと知り合い、大都会でタフに生き抜くバーナバスに頼もしさを感じて、仲間になるピーター・・・

 

モフモフの毛並みに利発な瞳、青い上着のピーターが、ズボンのポケットに両手を入れて目を吊り上げ、外股歩きで闊歩する姿は、ワルぶってる思春期の少年そのもの。

農園の仲間たちの個々の個性もくっきりと描かれ、罠に落ちた彼らを救いだすスリリングな逃亡劇や友情、笑えるシーンや湖水地方の美しさも見どころです。 

 

そして今作も、ウイットに富んだ教訓がたっぷり。

「売らんかな」の商業主義に毒されて、独創性を失ってゆくビア。

『いい父親になる方法が解らない』というマクレガーの悩み。

ペットの立場から見た人間たちの自分勝手さ。

「悪いやつに騙されるのはバカだからじゃない。若いからだよ!」の言葉には、大いに共感しました。

 

◎日曜かんたんブランチ

夏は蛸! たまにはこんな楽しみ方も。「タコとポテトのスペイン風」を紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

ザ・ピーナッツの昭和36年のヒット曲「モスラの歌」を、お届けしました。

 

 

ラジオは聴くだけじゃなく、参加すれば楽しさ100倍!

リクエスト曲やあなたの身近なメッセージをお待ちしています。

最近の記事

ページTOPへ