三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週の映画解説は「トイ・ストーリー4」です。

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「トイ・ストーリー4」

2010年の「トイ・ストーリー3」が素晴らしい完結編だったので、続編を作る意味があるのかと疑問を抱きつつ鑑賞しましたが、まぁそれなりに楽しめました。子供より大人への示唆に富んだ映画でした。

 

今回の中心は、ウッディたちの新たな持ち主である少女ボニーが手作りした先割れスプーンのフォーキー。ボニーはフォーキーを大切にするが、『自分はゴミだ』と言い張ってフォーキーは逃げ出し、ウッディはフォーキーを連れ戻す旅に出る…

 

自分自身に価値を見出せない自虐的なフォーキー。でも『名前を付けてもらったら、君はもう立派なおもちゃだ』と言うウッディ。ただの物であっても、名前を付けられた瞬間に特別な存在となる。だから私たち人間にもみんなに名前があるんだなぁ…って、ゴダイゴの歌った「ビューティフル・ネーム」を、ふと思い出しました。

 

一度も子供たちの手に取ってもらえないおもちゃ。かつては愛されたのに、今はもう忘れられたおもちゃ。そして、役目を終えて次の持ち主に譲られたおもちゃ。 それぞれのおもちゃの心情が切なく、愛されたいと願い続ける人形たちの表情は怖ろしい。

 

ウッディとポーの最後の選択に、与えられた環境や境遇の中で懸命に生きることも大切だけど、自分が生きたい場所で生きることも大切なんだと教えられました。

 

◎日曜かんたんブランチ

彩も美しい「セロリとパプリカのマリネ」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

昭和40年、有田弘二さんの「孤独の太陽」をお届けしました。

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