三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週の映画解説は「ザ・ファブル」です。

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「ザ・ファブル」

人気連載漫画の映画化。 都市伝説になるほどの天才殺し屋の映画とあって躊躇したのですが、映倫区分がGだったので鑑賞。しかし、なぜこれがPG12指定にならないのか不思議。笑いのツボを押さえながらも、人は殺されまくるし、全編血の海。これが普通だなんて、笑うべきか叫ぶべきか… 

 

ファブルと呼ばれる天才殺し屋が、育ての親であるボスから『一年間普通の人として暮らすように』と命令される。 アキラと言う偽名を使い、時給800円で働く一般人として大阪で暮らし始めるが、裏社会の人間たちのトラブルに次々と巻き込まれ、お世話になったミサキちゃんの救出に向かう羽目になる。果たしてアキラは誰も殺さずミサキちゃんを助けることができるのか… 

 

主演は岡田准一。天才的な殺し屋ゆえに、普通人から見るとどこかずれてる非常識な男をコミカルに演じ、圧倒的なアクションと90%の裸体も披露して、堂々たるアカデミー賞俳優ぶり。 敵に相当な重症を負わせながらも一命は奪わないアキラに対して、闇社会の男たちが怖すぎ! いかれた目をした柳楽優弥、不気味なインテリヤクザの向井理、今どきの半グレ系殺し屋は福士蒼汰、古典的暴力団の安田顕、そしてファブルの育ての親の佐藤浩市。イケメン俳優たちの冷酷さが怖すぎる。この5人でいったい何人殺したことか…

 

対照的に笑いのツボを押さえてくれるのは佐藤二朗。あの四角い顔に癒されます。そしてもう一人の癒しは純情可憐なミサキちゃん役の山本美月。演技派とは言えないところが初な娘を感じさせて、アキラの相棒役を演じた木村文乃の妖艶さと対照的でした。

 

◎日曜かんたんブランチ

話題のおからでヘルシーなおやつを。「おから蒸しパン」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

昭和38年、島倉千代子&守屋浩さんの「星空に両手を」をお届けしました。

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