三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

平成30年、あけましておめでとうございます。新年最初の映画は「8年越しの花嫁」を紹介します。今年も楽しい番組をお届けできるように頑張ります!(^^♪

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「8年越しの花嫁」

事実は小説よりも奇なり!と言うけれど、もしも小説に書いたならそんなのありっこないと笑われそうなストーリーが、実話というからビックリ。結婚を目前に病に倒れ、昏睡状態に陥った恋人を8年間待ち続けた男性の軌跡を描く。ハッピーエンドというのがいいですよね。

 純愛映画は配役が全て。現実社会ではありそうもない話を、“あるかも”と思わせられるか否かは主役の二人で決まると思うが、本作ではヒロイン麻衣役の土屋太鳳がとてもいい! 

 

300万人に1人という難病で昏睡する彼女の顔はバレーボールのように真丸く腫れて赤くなり、鼻や口にいくつもの管を差し込まれて、手だけが同じ動作を繰り返しているというシーンが続く。今が旬の若い女優さんとしては、もっときれいな美しい病人の姿で撮って欲しいところだと推察するが、実話であるためか、闘病の様子はとてもリアルで痛ましいシーンが延々と続く。

 

しかし、太鳳ちゃんの迫真の演技があったからこそ、そんな彼女に寄り添い待ち続けた尚志(佐藤健)の純愛が切なく伝わってくる。若手NO,1である佐藤健の演技力よりも、太鳳ちゃん頑張ったねぇ…と思わず拍手を贈りたくなります。

 

うるうるくるシーンは何度かありますが、尚志の同僚が自分の結婚披露宴で「ごめんな」と言って泣くシーンで、ドッと泣けました。その一言でお互いの気持ちが通じ合う、友達っていいものだって・・・

 

エンドロールに写真でちらりと登場する原作ご夫婦の幸せな姿と、岡山から望む穏やかな瀬戸内と小豆島の風景も印象的です。 そうそう、小豆島でも子供歌舞伎の伝統があるのですね。なかなか立派な舞台と役者衆でしたよ。

 

◎日曜かんたんブランチ

ご馳走で疲れた胃にもお財布にもやさしい「大根ステーキ」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

戌年にちなんで、フォーリーブスの「ブルドッグ(S52)」をお届けしました。

 *各コーナーへの感想やリクエスト曲、あなたのつぶやきお便りもお待ちしています!

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