三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

17日は海の日ですね。海が大好きな私。青春時代の夏はほとんど海で過ごした、と言っても良いぐらい。なのに、未だ日本海で泳いだことが無いのです。日本海は、荒波と闘う海、思いを秘めてじっと見つめる海、というイメージが強くて… 演歌の聴き過ぎですかね~。

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「メアリと魔女の花」

メアリー・スチュアートの児童文学を基に、少女メアリの冒険を描いた米林宏昌監督(野々市町出身)の最新アニメ映画。 森の中で、7年に一度しか咲かないという美しい花を見つけたメアリ。しかしそれは魔法の国から盗まれたものだった… 

 

イングランドの田舎を連想させる風景はとても美しく、メアリをはじめとする登場人物や、声優を務める俳優たちの、ゆっくりと抑えて語る低い声など、そこかしこに監督の古巣であるスタジオジブリの“色”を感じるが、観念的な宮崎駿作品に比べて、米林監督作品は率直でわかりやすく、前作の「思い出のマーニー」に比べ、幼いお子さんでも楽しめると思う。

 

メアリのコンプレックスである赤毛は、魔法の国の住人にとって優秀な魔女の証として羨まれる髪。欠点だと思って悩んでいることが、他人には魅力だったりすることってあるよね。

 

魔女と猫ってセットなのか?、「魔女の宅急便」と同様に猫が重要な役割を果たしているが、キキと違ってメアリは普通の女の子。魔法の国にさらわれたピーターを助けるため、不思議な花の力で一晩だけの魔法使いになって、ホウキにまたがり冒険の旅をする。

 

杉咲花ちゃんの声が、普通の女の子、等身大のメアリを感じさせてとっても良いです。 そう、普通の女の子だって一生に一度か二度、魔法使いになれるときがあるよね…って思い出させてくれる。誰かに恋をして、一日中その人のことを想っているとき、大切な人の幸せを心から願ったとき、実はみんな魔法使いになって、ものすごい力を発揮したり、奇跡を起こしたりしてる… 私も魔法使いになれた時があったなぁ・・・って思い出しました。

 

◎日曜かんたんブランチ

すっかり一般的になった西洋野菜ズッキーニを使って「鶏肉とズッキーニのカレー炒め」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

S32年の美空ひばりさんのマドロス歌謡「港町十三番地」をお届けしました。

 

*各コーナーへの感想やリクエスト曲、あなたのつぶやきお便りもお待ちしています!

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