三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

友達が新物の筍ご飯を炊いて届けてくれました。薄味で油揚げと筍がどっさり入った筍ご飯。おかずがいらないくらい美味しかったです。持つべきものは料理上手な友ですね~。

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「美女と野獣」

 人を外見で差別した傲慢な王子は醜い野獣に、王子をそんな人間に育てた召使たちは家具に姿を変えられ、魔女が残したバラの花が枯れる前に本当の愛を得られなければ人間の姿に戻れないという呪いをかけられてしまう。凍り付いた心を抱えて生きる野獣の前に、ある日美しく聡明な娘ベルが現れ・・・ 1991年にアニメーション映画史上初のアカデミー賞作品賞にノミネートされた「美女と野獣」の完全実写版です。

 大ヒットした主題歌をはじめ、オリジナル版の全ての楽曲も使われ、実写ならではの迫力ある臨場感と華やかさで、少々うるさいと感じるほどの豪華絢爛な世界を見せてくれます。

 

 出演者も豪華。べル役のエマ・ワトソン(ハリーポッターシリーズ等)は〝美女″と言うには少々貫禄不足で、賢い美少女といった感じだが、野獣役のダン・スティーブンスやイアン・マッケラン、ユアン・マクレガーなどイギリスの名優たちを多用したことで安定感も抜群。中でもポット夫人役のエマ・トンプソンの優しい歌声、そして悪役であるはずのガストン役を演じたルーク・エバンスがとても魅力的。ベルがあと5歳年長だったら、王子様よりもちょいワルのガストンの方を選んだかも。

 

 教訓に満ちた物語だが、『外見よりも心だ!』と言われても、本音を言えば誰だって美しいものが好きだ。王子が変えられた姿が蛇やゴキブリだったとしても「心が美しいから…」と愛せるだろうか。 しかし同時にまた、心が外見に現れるのもまた事実で、心優しい人は優しい目をしているし、賢い人はなんとなく知性を感じさせる風貌をしている。

 

 生まれついた容姿は変えられなくても、身に備わる佇まいは変えられると信じて自分磨きすることにしよう。

 

◎日曜かんたんブランチ

連休の大人数のお昼にもぴったりの手間なしメニュー。「バターたらこうどん」をご紹介。

 

◎昭和の名曲をあなたに

面白いタイトルの名曲、第2回は城卓矢さんの「骨まで愛して(S41)」をお届けしました。

 

*各コーナーへの感想やリクエスト曲、あなたのつぶやきお便りもお待ちしています!

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