三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週の映画解説は「アオラレ」です。

 

◎三丁目映画館

「アオラレ」

あおり運転の恐ろしさと、被害者になる恐怖をラッセル・クロウの主演で描く。

上映早々からラストまで、90分間ノンストップの恐怖を味わえます。(PG-12)

 

L.Aコンフデンシャル」の、「グラディエーター」の、あのラッセル・クロウが、目を疑うような髭面の巨漢姿で登場し、執念深く被害者を追い回し、次から次と殺して殺して殺しまくるのであります。  演技力のあるラッセル・クロウだけに怖さも倍増。しかも、男の動機や手口に一片の共感や同情の余地もありません。

 

一方、被害者となる女性(カレン・ピストリアス)は、遅刻の常習犯で勝ち気で強情。朝寝坊した朝に離婚した夫から家をよこせと訴えられ、美容師の仕事を断られ、息子の学校も遅れそう。そんな中、大渋滞の道で信号が青に変わったのに動かない車に腹を立て、怒りに任せてクラクションを鳴らしたのが運のつき。追いかけてきた男が「クラクションの鳴らし方にも礼儀というものがある。謝ってくれたら水に流す」と言ったのに、冗談じゃないわと突っぱねてアオラレる羽目に… 彼女にも一片の同情も共感も感じることが出来ませんでした。巻き添えになった人たちが可哀そう・・・ 酷い目にあう弟役がなかなかの美形でした。

 

不運な日は誰にでもあるけど、あの時すぐに「ごめんなさい。何もかも上手くいかなくてイライラしていたの」と謝れば、こんな怖ろしいことにはならなかったかも。 “クラクションを鳴らすときは礼節ある鳴らし方を”心がけましょう。

 

◎日曜かんたんブランチ

雑草扱いして捨てないで…「どくだみ茶の作り方」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

じゅん&ネネさんの昭和43年のヒット曲「愛するってこわい」を、お届けしました。

 

 

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